アスルクラロ沼津って知っていますか?
Jリーグ好きな人しか知らないでしょうねー。
会長は アトランタオリンピックで
日本代表のコーチをしていた、
元ジュビロ磐田監督の山本昌邦。
所属選手は、元日本代表FW中山雅史、
MF伊東輝悦などなど、
超有名選手がいて現在J3の2位(自動昇格圏内)。
ただし、アスルクラロ沼津はJ2ライセンスないんですよねぇ。
スタジアム問題を解決するには、結構な時間がかかりますよね…。
ちなみにJ31位のブラウブリッツ秋田も、
J2ライセンスがありません…。
⇒大島僚太と、福森晃斗。2011年の高卒入団の同期組の熱いバトルに胸熱。
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J3からJ2へのライセンスって厳しいんですよねぇ。
明治安田生命J3リーグ1位、2位のクラブに
J2ライセンスが付与されていない場合は、
3位以下の繰り上げは無いので、
このままだと昇格はなしになりそうですね。
ちなみに現在のJ3のチームで、
J1ライセンスを持っているのは、
栃木SC、カターレ富山、ギラヴァンツ北九州。
J2ライセンスを持っているのが、
AC長野パルセイロ、ガイナーレ鳥取。
この5チームが1位、2位にならない限り、
入れ替えは行われません。
カターレ富山、栃木SCは現在3、4位なので、
2位以内に入れば昇格できそうですけどねー。
さて、アスルクラロ沼津の話に戻りたいと思います。
アスルクラロ沼津は、
7月にクラブライセンス制度に伴う新プロジェクト
「Go!ALL!GOAL!J1」を発表しました。
山本昌邦 会長、山本浩義副会長、渡辺隆司社長の3人が出席して、
発表していましたねー。
⇒池田純さんがBリーグ参戦?DeNA横浜ベイスターズ⇒川崎ブレイブサンダース。
プロジェクトでは2017年から10年にわたる構想を発表。
「Go!ALL!GOAL!J1」
そのマイルストーンは以下の通り!
2017年に「本格的な経営基盤の強化」。
2018年にはユースチーム(U18)を設立。
2019年にはJ2ライセンス取得に向け、Jリーグへ関連書類を提出。
JR沼津駅近郊の新スタジアム設立にも着手するプラン。
2021年にはユース出身選手のトップチーム昇格(最低1名)
2024年にはトップチーム所属の下部組織出身選手(静岡県東部地域)の割合を30%以上、
新スタジアムの完成、J1ライセンスの取得を目標に掲げます。
※つまりここまでJ2への昇格はできません。
2027年にはJ1リーグへ参戦。トップチーム所属の下部組織出身選手の割合を50%以上とし、
五輪出場を目指す選手の育成、各年代の日本代表候補選手輩出。
長いマイルストーンですが、
とても面白いですよねー。
現在の育成組織は、
U15(中学生年代)、
U12(小学生年代)、
ガールズ(女子)のみ。
ここに、U18(高校生年代)を立ち上げます。
アスルクラロ沼津のおもしろいところは、
新体操や登山などを含め総合型スポーツクラブとして、
育成組織もしっかりしているところですよねー。
サッカーだけで強化しないっていうのはJリーグも高く評価していました。
山本昌邦会長いわく
「100年後のアスルクラロの魂を植え付ける10年になる」
⇒大島僚太を日本代表にもう一度!リアルタイムで進化している10番を見るの楽しすぎる。
J2ライセンス、J1ライセンスには高い観客席数の壁。
Jリーグのライセンスはけっこう大変なんですよねー。
J2に昇格するには固定の観客席1万席。
J1では1万5千席が条件となります。
現在アスルクラロ沼津の使用している愛鷹の固定席は5千席。
バックスタンド側は芝生席であり、
固定席に改修しなければ昇格に必要なJ2ライセンスの取得すらできません。
2010年にJ2に参入したギラヴァンツ北九州は、
行政を味方につけて新スタジアムを建築しましたからね!
スタジアム改修、スタジアム建築…どちらにしろ、
国と協議をしっかりとして、行政を動かさないと、
かなえることができない夢ですからね。
成績残しても上に上がれない、
それが続く現在のJリーグはおかしいと思いますが、
それでも、Jリーグの観客を増やすっていう意味では、
スタジアムを創る必要はあるんだろうなー。
⇒川崎フロンターレのイベント企画力。天野春果出向後も全試合イベントはすごい!